Museum::Shushi bis
辻邦生さんの文学の紹介、文学、クラシックやジャズ、美術。
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辻邦生/人間が幸福であること
2006年12月19日 (火) 17:02 | 編集

今日も「人間が幸福であること」から。

自分にあったものしか受け入れられず、合わないものに適合できなくなってゆくのは、老化の兆候である。若いときはどんなものにも適応してゆけるものだ。老人が保守的になるのは当然だ。彼らは慣れたものが心地いいのだ。変化を嫌うのだ。だが、ぼくにいま必要なのは、この変化に適合してゆく柔軟な能力だ。そのしなやかさがなければ、これからあとの仕事が豊かに独創的に生まれて来まい。
辻邦生『人間が幸福であること』海竜社、1996年、82ページ

これは常々思っていたこと。最近変化を厭う気持ちが出てきたような気がしていたところでした。そう思った途端に老け込んでしまった気がするのです。いけませんね。新しいことに常に挑戦していくこと、改革とまでは行かずとも、慣れきったことを変えていく力を持つこと、これが大事だと思いました。大事だと思うだけでなく、実行していかなければならないですね。

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