Museum::Shushi bis
辻邦生さんの文学の紹介、文学、クラシックやジャズ、美術。
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西部の娘、楽しみ。
2007年04月10日 (火) 22:41 | 編集
西部の娘、引き続き予習中です。

新国立劇場で催されたオペラトークの模様を読むことが出来ました。
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20000119.html

演出のホモキ氏のこの言葉がポイントですかね。

現代の我々は映画により西部劇のイメージを持っていますが、このイメージで「西部の娘」を捉えるのは間違っています。100年前のヨーロッパでの大きなテーマは、「移住」、「孤独感」、「故郷からの離別」ということであり、それを私は取り上げようと思いました


なるほど。移民のドラマとしての「西部の娘」、異邦の地で不安に怯えながらも生きようとする男たち、女たちのドラマ、そんなところでしょうか。オペラは、主題をアクチュアルに解釈することが出来るので、常に新鮮ですよね。

ウルフ・シルマーさんは、1959年ブレーメン生まれです。48歳ですね。お若いです。

私、シルマーさんを初めて見たのは、2002年11月のパリにて。このときのことは既に書いたことがあるかもしれません。またカミングアウトします。シルマーさんが「影のない女」を振っておられたのを聴いたのですが、この時、生涯二回目のオペラ体験だったということもあり、影のない女の予習をしきれていなかったのですよ。しかも、パリ到着翌日が公演日。仕事に忙殺されボロ雑巾のようにくたびれきった私には、予習が不十分な状態で影のない女を聴く力は無かったのでした。朦朧としながら聴いたのですが、ほとんど見られず。残念な思い出です。

次にシルマーさんの指揮を見たのは、NHKの芸術劇場で放映された、2002年ブレゲンツ音楽祭の「ボエーム」ですが、この演奏は凄かった! 濃密でスタイリッシュなボエームでした。演出も素敵。詳しくはこちら


次は、新国立劇場2003年シーズン幕開けを飾った「フィガロの結婚」での指揮。これもやはりスタイリッシュで爽やかな感じのフィガロ。演出は、ホモキさんでしたね。真っ白な舞台に白い箱が幾つも幾つもおいてある、抽象的な演出。面白かったです。

演出のホモキさんの演出は、2003年にミュンヘンで見た「マノン・レスコー」もホモキさんの演出。この演出もよかった。舞台はミュンヘンの歌劇場なのですよ。歌劇場の舞台に載った歌劇場、みたいな。メタがかかった状態で観客は見ていることになります。合唱団はオペラを見に来ていた観客で、警官は歌劇場の守衛の制服に身を包んでいる。巨大なシャンデリアも舞台上に再現されているという感じ。巨大な階段があって、それはちょうど歌劇場の入り口の階段を模したもの。そのまま四幕二時間ぶっ通し。素晴らしかったです。

ちなみに、舞台はこんな感じでした。

MANON

次のシルマーさんは、エレクトラでした。この演奏も凄かったです。

そして、今回の西部の娘。いやが応にも盛り上がってきます。楽しみですね。
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