Museum::Shushi bis
辻邦生さんの文学の紹介、文学、クラシックやジャズ、美術。
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ベルリン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」
2007年10月14日 (日) 23:59 | 編集
ベルリン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」に行ってまいりました。14時半にNHKホールに着いて、それから6時間にわたってNHKホール内に、至福の時と共に拘禁(笑)されました。私事ながら、風邪を患い、頭が朦朧としている状態で聞いたものですから、判断能力が鈍っていることは否定できないのですが、それでもすばらしい演奏で、ビックリしました。

それにしても強力な弦楽部で、波打つうねりのような音が大迫力でした。さすが本場だけあってパワーが違いますね。それから、マルケ王を歌ったルネ・パペさんはすごかったです。ツヤにある声。忠臣に裏切られた思いを哀切に歌っている感じ。客席からの拍手も一段と大きいものがあったように思えます。僕の席からは確認できませんでしたが、バレンボイム氏は暗譜で振っていたらしいです。どんな頭の構造なんでしょう?トリスタンのクリスティアン・フランツさんも、イゾルデのワルトラウト。マイヤーさんも強力。圧倒的パワーに押しまくられてしまいました。それから、曲を聴いていて、マーラーの交響曲のフレーズが聞こえてびっくりしました。

でも、このオペラは考えさせられるなあ。購入したプログラム(3000円!)にも書いてありましたが、夜の世界でしか本来の自分を出せない二人。昼の世界では、忠義深い廷臣や、貞節な妻を演じ、夜の世界では、お互いの真実の愛を確かめ合うとは。本当の自分に戻れるのは夜だけ。これじゃあ、まるでサラリーマンと同じじゃないか、と思ったりもしました。

NHKホールはあまり音がよくないということを聞いたことがあるのですが、確かにオケのバランスが悪かったと思います。やけに金管が目立って聞こえていたりしました。けれども、オペラを「見る」という点においてはいいかもしれません。今回3Fの右のほうの席だったのですが、舞台はほとんど見えました。新国立劇場だと、舞台奥まで見えないこともありますので、そういう意味ではよかったです。

指揮:ダニエル・バレンボイム
演出:ハリー・クプファー
トリスタン:クリスティアン・フランツ
マルケ王:ルネ・パペ
イゾルデ:ワルトラウト・マイヤー
クルヴェナル:ロマン・トレケル
管弦楽:ベルリン・シュターツカペレ
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コメント
この記事へのコメント
すごいですね
トリスタン観たのね。あれって全曲だとすごい長いんでしょ?
体力消耗しそうだ。ましてや風邪ひきさんなんて…
自分なんぞ前奏曲と愛の死だけですからね。
これから勉強します。でも観る体力ないかも。

くるみ割り人形はクリスマスのお話なんでしょ?
だからうちでも取り上げられたんでしょうな。
一度バレエでも観てみたいものだと思いつつ、
先週は宝塚(人生初!)を観にいってしまった。
2007/10/17(水) 19:07 | URL | おりくる #JalddpaA[編集]
おりくるさん、こめんとありがとうございます。
いやあ、長かったですね。大変でしたけれど、思ったより楽しめました。体力勝負なのは事実でした。

私もカミさんに宝塚に行こう、と誘われているのですよ。一度ぐらい行ってみないと。
2007/10/17(水) 20:45 | URL | Shushi #-[編集]
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